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11 January

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27 November

みみみ、強くなる。

まーの敗北の仕方と作中の悪についてみていく予定だったけれど、
そこで書こうとすることに言及するには、
先に確認が必要なことがあると判断してそれについて書く。

みみみは「強くなる」という目標をもって自分より強い相手と戦い、勝利してきた。
その強さは主人公を降板させられるほど桁違いのものになってしまった。

ところで、この物語で言う「強い」とはなんだ。



2巻「技風むむとわざぼー」


むむは語る。


  戦士の強さは目の輝きだ/その目を閉じないかぎり
  /アイツ(注:みみみ)は絶対に死なないんだ!! 
  ――(同上)


なるほど。これだけ抜き出したってよくわからないので、
具体的なことは作品を見ながら確認していきたい。



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19 November

怒られる書き方

フォンテーヌの寓話に「うさぎの耳」という話がある。

動物の国の王様ライオンが角のはえた動物に傷をつけられた。
ただちに追放令が布かれた。
臆病者のうさぎは自分の影を見て、
その対象となる頭に角をもつ動物と間違えられるのではないか
と恐れて隠れてしまう

そんな話だ。

異端審問官は私の耳を角というだろう。


言われた言葉をどのように受け取ることができるかは受け手の感性および知性の問題である。これは他の何人にも侵すことはできない。しかし、聞こえたものをアウトプットするとき、表現によっては嫌われるものがある。

それらは尖っているとされる。同じ言葉を聞いた別の人にとって好ましくない表現の場合にいわれる。彼らの心理を逆なでするに加えて、言葉を言った人を怒らせる危険もある。

ここでは漫画作品(『わざぼー』)のキャラクター紹介という形で極端な例をあげる。


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15 November

まーと強さ

技神まーの考え方を知りたい。
そのために、彼の発言や、他のキャラクターと意見が対立するシーンを取り上げている。

シッポウの一件からは、【相手がどういう状態であれ、戦って打ちのめし、勝利を誇示できる者こそ強い】と考えているらしいことがわかった。……だいたい、考えに従わないらしい手下に対して「じゃあ、死ぬか」【4巻】という強要の仕方だし。


まーは、他者を殺せることを示せば他人に言うことを聞かせられることを知っている。


実際、みみみも一度意気消沈した。

勝利を誇示すれば、他人を圧倒して黙らせられる。そして、言うことを聞かせられる
そんな考え方をしている、というのを指摘している時点で私はすでに涙がとまらない。




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